「夢プロジェクト(夢プロ)」は北海道科学大学独自の取り組みで、学生が自主的に自由な発想によってプロジェクトを企画・立案し、その実現のために創意工夫することや、問題解決のために討論することによって、創造力の醸成やコミュニケーション能力の向上を目指す活動です。
2024年度は13件のプロジェクトが採択され、それぞれのプロジェクトが1年間を通して活動してきた内容や成果を、5分間と言う短い発表時間の中で熱く語ってくれました。
その中で、主に電気電子工学科の学生が中心となって活動してきたのが、「e²club presents -Installation Artに挑戦」「Nexus」「エーアイロボティクス」の3団体です。
「e²club presents -Installation Artに挑戦」は2019年度から夢プロに参加・活動している団体で、電気電子工学技術を芸術作品創りに応用したInstallation Art作品の制作・展示を行っています。
2024年度は、合計で1,280名の方々に制作して頂いた1,280枚のコンピュータ基板を使った作品を展示したり、高校生や地域にお住いのご家族など、より多くの方々の手により制作された展示作品とするための電子工作会を開催したことが報告されました。
なお、HUSキャンパスイルミネーション2024の中で展示されたInstallation Art作品については、STVラジオやNHKテレビの番組の中でも紹介されました。
メディアによりInstallation Artが紹介された記事はこちら:
「Nexus」はラテン語由来の言葉で「つながる」と言う意味を持っています。そして、「モノづくりの魅力を自らが学び伝える」を全体目標として様々な活動をしてきました。
その活動の成果として、北海道札幌東陵高等学校の生徒から「森林の間伐などによって生まれる端材を有効活用したい」という相談を受けて「電子工作×端材」のアイデアのもとにイベントを企画・実施できたことや、強大なゲーム機「モニャター」を独自に開発・製作して学内で体験会を実施し、好評を得ることができたことなど、全体目標通りに多方面とのつながりをもとに活動してきたことが報告されました。
モニャターが紹介された記事はこちら:

「エーアイロボティクス」は2024年度において新たに採択されたプロジェクトで、電気電子工学科の学生に加えて情報工学科の学生も参加して活動しています。
活動方針としては、ロボットに馴染みのない人にロボットの楽しさや魅力を伝えたり、AIを組み合わせたロボットを開発することが挙げられます。その活動方針に基づいて、ロボットプログラミング体験会を複数回行い好評価を得たことや、AI○×ゲームロボットを開発したことなどが報告されました。
アリオ札幌で実施したロボットプログラミング体験会の案内記事はこちら:

そして、最後に記念撮影をして、2024年度夢プロジェクト成果報告会は終了となりました。

今年度の成果や貴重な体験が、今後の皆さんの将来を形成していく良き糧となっていくことを期待しています。
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